2010 草津市立水生植物公園みずの森
付録 醒ヶ井の梅花藻

2010,07,22

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2007年に続いて2度目の訪問です。ここは琵琶湖のほとり、烏丸(からすま)半島にあって、JR草津から本数の少ないバスで30分ほどかかり、もう一度行きたい植物園の一つでしたが、実現できていませんでした。
今回伊吹山のウォーキングといっしょにここが組み込まれたバスツアー(醒ヶ井の梅花藻も)を見つけて参加しました。
前に花の時期が過ぎていた花蓮の群生地を見たいと思っていたのです。
梅雨も明け、暑すぎる快晴の夏空が続いていて、高い山や水辺は限りなく魅力的です。いざ出発!
瀬田で高速をおり湖周道路は景色もすばらしく快適なドライブで、あっという間に到着。前回交通の不便さを感じたことはどこへやら・・・。ここへ行くにはこのコースがオススメですね。
前回のレポートはこちらです。ご参照ください。

オオボウシバナが迎えてくれました。入り口すぐのコンテナ花壇。
鉢をいくつも集めてあり、いかにもこの時期の草津らしさを演出してあります。
これはツユクサで、花の径が4cm余はある大きな花。古来、友禅染の下絵に使われてきたもので、草津市の花に制定されています。京都の近郊草津で友禅の伝統を支えてきた花といえます。さわっただけできれいな濃い青の色が出ます。↓
下の写真は2007年の時。午後だったのでもうしぼんでいました。


丘のほうにこのオオボシバナを群植した場所があり、前回初めてこの花に会い、その後縁あってこの種をいただき自分でも育ててみました。庭に咲くツユクサの花の大きさを比較した写真です。
左からオオボウシバナ。メガネツユクサ、普通のツユクサ。
2009年8/9花日記より

 
 
木道があって、すぐそばで撮影できます。


さてもうひとつのお出迎えは蓮の花。蓮はこの植物園の顔でもあるのです。

優雅でみずみずしい花ですが真ん中はなにやらつくりもの感じがしてなりません・・・(^^;)

花蓮の群生
一度敷地から琵琶湖側に出て蓮の群生を見に行きます。(帰ってくると再入場のチェックあり)
花はまだ咲き始めでしょうか。
見えてきました。
三角のお山は何というのでしょう?

 

バスツアーなので滞在時間が50分。急がねばなりません。これが不便なところ。(>_<)

植物園に戻り私の好きな丘の上の花壇へ。樹木や宿根草の組み合わせ、色づかいがステキ。
 
白のフロックスとルリタマアザミ              ものすごい花付きのクレマチス
 
この夏各所で注目したガイラルディア

花影の池
ここに来てやっと夫は前に来たことがあると思い出しました。やってられないわ〜
まあそれだけ美しい池ということでしょう。




 アサザ(ごく小さい花)
 

 影に注目しました

興味を持った花
 
グロキシア オリオン                    名札見えず

これは前回も見たアサリナ
花も葉も大型です。
うちではそのままにラージアサリナと呼んでいて,この際ほんとうの名前を、と名札を見たのですが、ただ「アサリナ」とだけ書いてありました。(>_<)

Siriusさんからこのアサリナはグラリオと教えていただきました。
ありがとうございました。サントリーが商標をもつ改良種なのですね。
グラリオ・ローズ。ちなみにホワイトもあるようです。


締めくくりにもういちど蓮の花 間違いでした。これはスイレンですね。Sさん教えて頂いてありがとうございました。
 
 

 



付録1
醒ヶ井(さめがい)の梅花藻   2007年の記事はこちら
澄み切った水の地蔵川が町の真ん中を流れているここは旧中山道の宿場町醒ヶ井。
3年ぶりに行きましたが美しい水の流れは変わらず、ただ先日の大雨で水量が多く、流れも速く、梅花藻は流されたり、水の下のほうで小さくゆらゆらしているだけ。今回は川に浮かぶ花のアップの写真が撮れなかったです。するとそこは観光の町のこと、浅い水槽に梅花藻をそばで見えるように活けて展示?してありました。
今では観光バスのコースになっているらしく、伊吹山に近いこともあってたいていがここをセットで企画しているとは添乗員さんの話。駅前のそう広くない広場には次々と大型バスが到着。マイクを持った道案内のおじさんがいて、右側通行を繰り返しよびかけていました。商店街の割引券も配っているのだけれど、滞在時間30分程度の客にはあまり役立たなかったのではないでしょうか。川沿いを歩くこと10分ほどで引き返し(今回は湧水点まで行けなかった)、トイレの時間だけで終わりでした。。

流れは速い
透き通って豊かに流れる水 

 
緑が藻                             花は水面下で揺れる

見本展示の梅花藻

突然太い川が始まる不思議。(@_@)
水色の部分が地蔵川
「居醒の清水」と書いてあるところから、いきなり太い川が始まります。ここが湧水点。
川は源流をたどっていくとだんだん細くなり、小さな溝のようなものから始まると普通は考えますよね。ところが違うのです。右へ流れていく川と同じ幅でいきなり始まるのです。こんな始まりかたは私には不思議でならないことでした。泉は「こんこんと湧く」とよく表現されますが、ここの川は水量も多く、しかも流れがとても速い。「こんこんと」などとすましてはおられません。ものすごい湧きかたをしないと追っつかないでしょうねえ。
きっと伏流水があって、流れ出ていると思うのですが、地下の構造を見てみたいものだと思ったりしました。(笑)
こんな勢いで流れています。↓


付録2
名神高速の車窓から

夕景  光のスジ


おや、太陽の塔!
 
お!真っ正面                        少し通り過ぎる なんか顔がこちらに向いた?そんなはずは??
「芸術は爆発だ」岡本太郎のお顔がうかびます。あれはもう40年も前のこと。。


2010年 伊吹山はこちらへ