2010年 11月                                                                    花日記topへ
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11/29 11月も最後の更新日になりました。
今日は甲状腺の手術を受けてもうすぐ1年になりますから、隈病院でいろいろな検査がありました。あれから1年、声が不自由になって1年半。早かったようにも、長かったようにも思います。手術の後遺症(声帯麻痺)でむせたり呼吸が苦しくなったり、これまでにはなかった制約も加わったのも事実です。と言いながら八方尾根のトレッキングもやりましたけれど。(^^;)
今日の検査はすべてOKできました。(^^)/
 
今日は写真が撮れませんでしたので、「つま恋リゾートで秋を拾う」、の写真を見てくださいね。11/14撮影
 

 

朝日に輝いてきた森
11/27 このところ良いお天気が続いています。しかも寒くない。紅葉の写真でも撮りに行きたいところですが、今日、玉ねぎの苗が届くので畑に行かねばなりません。玉ねぎは今年は350本植えました。苗は1本2円ですからお安いものです。以前は種まきもしていたけれど、植え時にちょうどよい大きさにならなくて・・・この頃はもっぱら淡路島からもってくる人の苗を買っています。でも橋の通行料がお高いですから2円で採算が合うのでしょうかね?夫の友人なんか1200本も植えるのですよ。(@_@)植え付けの作業だけでも大変でしょうが「明日植えてきまっさ!」とやる気満々でした。いえ、農家ではありません。喫茶店で出すランチメニューに自家産玉ねぎを使うのです。週1回のお休みだけで畑もするのでオドロキ。
今日は私の手で皇帝様の写真を撮ってきましたので見て下さいね。

白い雲もいっしょに写し込みたくて。


 
ヤマブドウ?とカラフルな実はなんでしったけね。以前調べてこの日記に書いたことがあるのですが、見つけられませんでした。→ノブドウでした。他にネズミモチの黒い実、、ノイバラの赤い実、ツルウメモドキはまだはじけていなくて赤い実は見えませんでした。
秋になるとその存在感を示してくれる美しい実たちです。
山は紅葉が進みきれいに彩られてきました。今はほんとうによい季節。(^^)

庭の写真もどうぞ。以下一眼。
ジュリア

ヘンリーツタ
11/25 所用があって大阪に行きました。
地下街を歩いていたらこんなにかわいい雪だるまに出会いました。
 

ほら、かわいいでしょ。
後ろの水の流れはシャッター速度を遅くして流れるような線を出すように意識しました。これは写真の勉強をしたことです。(^_^)v
場所はこちらです。

THE HILTON PLAZA WESTの地下入り口


早めに帰ったので庭をひとまわり。
裏で今年もノコンギクが濃い青を見せてくれていました。そばにオビトケノコンギクも植えていたのですがこちらは消えてしまったみたい。。残念。
下は雲南桜草

  
そしてキンカンと柚が色づいてきました。柚はたったの1コです。(^^;)
11/23 昨日の雨のあと、一転寒くなりました。
沖縄スズメウリのリースがどうも実の重みで丸くなりにくくて気になっておりましたが、昨日東○ハンズで土台を買って来てそれに巻き付けてみました。形はばっちり丸くなるのですが、実が思う位置になかなか来てくれなくて苦労しました。それとツルは切り取って何日も経つのですがしっかりしていて切れないで、巻きやすいのにはびっくりでした。
どっしりしたリースになりました。(^^;)
以前つくったのはこちらです。↓
丸くならないので太いワイヤーを巻いてみました。
無理矢理丸くしてしまった・・


そしてぽろんととれてしまった実はこんなふうに集めてみました。
少しずつ赤くなっていますよ。

 
ツワブキと千両。和のコーナーです。右はジューンベリーの紅葉。あの皇帝様の跡地ですから、おいしくって、葉もきれいでなくては!とこの木にはプレッシャーがかかっています。ごめんね。(^_-)
11/21 小春日和。
あったかくて気持ちの良い一日でした。植木の剪定の残りをしていただいてすっきりです。私も一日外にいて庭土の改良やコリウスやサルビアを片付けて,一部苗を植え込みました。犬のお散歩の人が「ちょっとずつ春にむけて準備ができているね」って。(*^_^*)こうやって道行く人とさりげない会話をし、あたたかい目で応援して下さっていることを感じてうれしく思いました。
今日私は行けないので畑に行く夫に皇帝ダリアの写真を撮ってきてとデジカメを渡してありました。
咲いていましたよ〜
 
花友さんのお宅の開花便りを見たり、先日大井川鉄道の沿線で三カ所この花を見て、もう家の庭にないことをちょっぴりさびしく思っていましたが、畑で無事咲いてくれてほっとしました。
高さは4mは十分超えているでしょう。右の写真は一段上になっている道路から写したものです。
町中と違って畑のある場所はいつも早く霜が降りるのですが、今年は無事に見られてよかったです。
やっぱり皇帝様は堂々としていますね。きれいな花。(^^)/
11/19 旅行記が続いたので、今日は庭仕事を書きますね。
 
苗置き場のいろいろです。定植を待つものが多くなって、今日はお天気もいいし、どこへも出かけないし、鉢に定植したり、ポット上げもやりました。植木屋さんがもう1日来るのでまだ庭には植えられません。

これはタキイのパンジー、マリポサ・ブルーオーバーイエロー。カタログの写真とは色がちょっとちがうみたい。今年は3種類しか播かなかったのでさびしいです。
種まきが一週間遅れたら開花もずいぶん遅れました。やはり8月中旬には播くべきでした。
丸いプランターに植え込みまして門前の特等席に置きました。花が少ない時期だし、黄色が入っていると明るく目立っています。

水やりをしたら、雨が降らないのに雫ができたので(笑)さっそく撮影の練習です。

雫の中に花が写っているのですが、もうひとつですね。。
コンデジの方がきれいに撮れるなんてことがないようにまた頑張りますヮ〜
11/18 お約束どおり本日は鉄道のお話です。
それもシュッシュッポッポーと煙を吐くSLですよ〜島田市金谷(かなや)というところから大井川沿いに北上するローカル列車、大井川鉄道と言います。
やってきました。ホームで目の前を通るときやっとパチリ。
なにしろみんな写真を撮ろうと前に出るのでここまで来ないと見ることもできませんでした。
ポッポ〜独特の音を出し煙を吐いています。座席は全部指定席でいくつもの団体で満席。座って見回してみると、まあ窓枠もガラスも座席も年期が入っていますこと!新幹線など最新車両に私たちは慣れてしまっていますからね。。天井には扇風機とサークラインの蛍光灯。その昔私もこんな汽車に乗りましたよ。伯備線、備中高梁から。隣の広瀬という駅の間にトンネルがあって煙が入ってくるので急いで窓を閉めていたっけ。石炭のにおいもなつかしいです。遙か昔。子供の頃ですから何十年前でしょうかねえ。??
窓の外は茶畑が続きます。さすが静岡です。
 
右の煙はもちろん汽車の煙です。
おや、吊り橋に人が座っていますよ。
さて車内販売のおばさんがやってきました。「ここでしか売っていないよ」 お饅頭みたいでした。
また別のおばさんがやってきました。「ここでしか売っていないよ」同じ言いかただったので、「今も来たよ」と返す大阪のおばちゃん。いきなりぽっぽ^〜汽笛の音のする笛を吹く。「はい、525円」こんどはミニ列車を通路に走らせる。「連結したら走るよ。はい、1050円。」ぽんぽんと小気味の良い言葉が休みなくつづきます。「ハーモニカ、私は吹けないけどね1050円」「窓をあけてごらん。なつかしい煙のにおいよ。これ、おみやげ」乗客のおばちゃんたちはすっかり乗せられてワーワー言いながらやりとりを楽しんでいました。おじさんも「コレ買って帰ると孫にとられるかなあ」と言いながらひとつ。この販売のおばさんの売り上げは多かったと思いますよ。うまい!大阪のおばちゃんの1枚上を行っていたことはまちがいなし。
 
終点が近づいた頃私たちの車両に女性の乗務員がやってきました。ハーモニカで「ふるさと」の演奏です。上手。そして「高原列車は行くよ」大多数がその世代ですから,車内はいつのまにか大合唱。話もうまく、客を全員引きつけてみんなにこんな笑顔↓を贈ったこの乗務員はすごい!

お顔が出ますがお顔を出さないとお伝えできないのでみなさんごめんなさいね。みなさんいい笑顔ですね。(~o~)

どちらも仕事のプロですね。お見事でした。

その後アプト式という1000分の90勾配を登る列車に乗り換え、接阻峡まで行きました。ダム湖の水は青く、山は秋の彩り。
こんな汽車ということで。

ひとつとっておきの写真があります。

煙を吐いて走るSLのシルエットですよ〜
11/17 昨日の続きです。
同じく豊田市にある紅葉で有名な香嵐渓へ。15日の写真の2,3枚目です。
何も説明は要りませんね。少し早いとかで渋滞まではいきませんでしたが、次の土日には大変な混雑になりそうですよ。






宿泊は静岡県掛川市のつま恋リゾート。広々としたお部屋で、ゆったり。バイキングも上質、おいしくて幸せでした。(^-^)もう三日間ぐらい何も食べなくても良いと思っていたのに、翌朝のバイキングもおいしくて・・・(^^;)
 
ヤマハのリゾートホテル。若い人はよく知っているみたいですね。
もう1回書かないと完結できません。次は大井川鉄道のお話です。またあした。

追記
topでお知らせしておりますがデジブックの新作ができています。
『古都奈良を歩く』〜秋色の万葉植物園、新薬師寺、飛火野あたり〜
この花日記に直接おいでのかたにはお知らせが届きませんのでここに記しました。
HPtopにどうぞ。
11/16 昨日行って来たというところは、もうおわかりの方もあることでしょうね。(^^)
紅葉と桜という意外な組合せが見られる愛知県豊田市小原にある四季桜です。(11/15の一番上の写真)紅葉の赤と淡いピンクのコントラストが美しい、ちょっと不思議な光景でもありました。
小原では町をあげて「四季桜まつり」というのが開かれていて大勢の人出でした。私たちのような遠方からの観光バス組も多いのですが、地元の家族連れと思われる人たちが敷物を広げ、買ったお弁当でなく(これ、大事!)お重箱にごちそうを詰めて賑やかに、おいしそうに食べておいででした。なにかとても大切な、待ち望んだお祭りとお見受けしました。
 
紅葉を背景に桜
 
桜は1カ所だけにあるのかと思っていたら、目的地にたどり着く前にも民家の庭に、道路沿いにたくさんあり、その地区全体に相当数あることを知り驚きました。パンフレットによると、200本、300本.、1200本などと広く分布し、「本数は現在8500本」!だそうです。四季桜と言っても春と10〜12月の2回咲くようですね。
先日奈良の万葉植物園でも桜を見ました。そのとき10月桜と書きましたがそれも四季桜だったかも、と調べてみました。四季桜の別名として10月桜と書いてあるサイトもありましたが、群馬県林業公社のさくら図鑑(「森林公園」の中)では春以外に咲く桜として冬桜、10月桜、四季桜、子福桜があり見分け方も表にして書いてあります。花弁の数がポイントのようですが、それによると四季桜が5枚に対して10月桜は10〜20枚とあります。
小原は確かに5枚、奈良のはもう少し多いかな?私にはよくわかりませんけれど。。
小原の桜のアップ
奈良、万葉植物園の桜
その後は紅葉の名所、香嵐渓へ。小原からは比較的近い場所でした。つづく。
11/15 昨日から1泊2日でこんなところに行ってきました。
先ほど帰ったところです。とりあえず写真を3枚選びました。詳しくは後日に・・・





11/13 ローズリーフセージがまだ、と言ったばかりですが、よくみるとこのくらいになっていました。
ね、おなじでしょ。これはハーブと友達さまからいただきました。地植えにしたら背が伸びすぎてしまったので切り詰めたのです。花が間に合って良かった。


 
ッヘンリーヅタの紅葉です。右、ハイビスカストリオヌムシンプリーラブの葉もおしゃれに変身!
ドドナエアが銅葉にこれまた変身です。気温がさがりましたからね。種まきしたものから。三年になりますか。銅葉と緑葉が出たと書いたことがありますが、やはり緑葉は緑のまま・・・写真の木はまだ花が咲かず、雌雄は不明。1本くらい雌で、ピンクのさやがついてくれないかしらね。

ダイモンジソウ
これは購入したばかりです(^^;)。夏に2株も枯らしてしまったので・・・長い花弁がのびやかに咲いています。
真っ白もなかなかいいね。160円なんて気の毒になるほどのお値段でした。。
11/11 あら 今日は1並びの日ね♪
久しぶりに花と緑のまち推進センターに行きました。さすがにいろいろな花が咲いていました。

ローズリーフセージ(サルビア・インボルクラータ)玉のようなつぼみから思いもかけない形の花が咲きます。
家にもありますが、大きくなりすぎて切っているのでまだここまでは咲いていません。
さてこれは↓何でしたっけ?見たことがあるのですが。
淡いパープルでのびやかに花開いています。



水辺にくっきりと赤い花が目立っています。宿根ロベリアですかね。

さて2度目の奈良ではおもいがけない出会いがありました。
人ではありません。1枚のお皿。
その前に・・・
志賀直哉が9年間住んでここで「暗夜行路」を完結させたという志賀直哉旧居を訪ねました。自分で設計したという広いお屋敷には瀟洒な和室や庭があり、大勢の子供たちを大切に育てたことがうかがえる南側につくった子供部屋、家族や文人たちのサロンとなったサンルーム、広い食堂など昭和初期にしてはモダンな和建築でした。


お話はこの後です。
その隣にあるギャラリー喫茶で昼食をとりました。志賀直哉旧居のあとですんなり入っていける雰囲気のお店。前菜のサラダが盛られたお皿を見たら、私がとても大切にしているお皿と同じではありませんか。(@_@)「あっ!このお皿を作った人を私知っています!」赤松ちづるさん。やわらかい肌と色、形。とても気に入っています。何度か彼女の作品をこの日記にも載せたことがあります。
私の旧知の人で40歳くらいで志をたて信楽で学び窯を開きました。時々神戸で個展があるので私は気に入ったこのシリーズを買い足していました。そこのオーナーは奈良の店でみつけたそうですが、もっと欲しくて買いに行ったらもう入ってこないと言われた。なんでも信楽をたたんで神戸に帰ったと。よほど欲しかったのでしょうね。残念がっていましたよ。いえ、たしか神戸の実家で工房を開いたはず(転居通知に添え書きがしてあった)。「ではぜひこのお皿をもっとつくってください。買わせていただきますと伝えてください」という話にまでなりました。(^^)/
今このときの写真をつけて彼女にお手紙を送っています。よろこんでくれるかな。
 
右が私が持っているお皿(大2枚、小5枚)。大きい方のサイズにサラダです。
11/10 奈良レポートが続いたので、庭の様子を少しだけ書きます。
植木の剪定に来てと言ったらすぐに!来てくれて半分終わりました。かなりすかしてもらったので少しは日当たりが良くなったかな。でももう一日仕事があるので苗を植え込むまではできません。
それよりオキナワスズメウリがたわわに実って木の上を這い回っていたので、はずしてもらいましたよ。
赤い実は少ないですが、リースを3つつくったほかまだ塊で3カ所に無造作に巻いています。知人の喫茶店(赤い実の入った形のしっかりしたリース)と、一人の花友さんにはすでにもらわれて行きました。
あとはもらい手をさがしているところです。木の上では日当たりがよいからか、粒ぞろいで、節々に3つ子〜5つ子のオンパレードでした。でも殆どは緑。クリスマスの頃赤くなったらいいのですがね。


ノジギク
兵庫県の花。下左は燐家にはみ出して咲いていたので切り取って花瓶に入れています。
下右は万葉植物園のノジギク。万葉には「ももよぐさ」として詠まれているそうです。
 
 
「父母の家の後ろにある百代草のようにどうぞ長生きして下さい、私が帰って来るまで」という意味だそうです。
11/9 再び奈良へ!
前回時間切れで心残りだった奈良歩きをもういちど。(^^)/
一番に正倉院展に行ってみたところ75分待ち、という表示。少し並んでみたものの、どう考えても時間がもったいなくて、午後にしよう、と次なる目的地へ歩きました。春日大社の万葉植物園です。正式には春日大社神苑。花の時期をはずれているのですが、万葉集の歌と植物をセットしてありふ〜〜ん、ほ〜〜う。たくさんの植物を詠んでいることに驚きました。万葉人はなんて心豊かだったのでしょう。
10月桜
きれいな紅葉が少し

幹にもみじの葉影を撮ったつもりですがわかるかな?
飛火野、志賀直哉旧居、新薬師寺、入江泰吉写真美術館、頭塔、そして東大寺に行き二月堂、あとは日没・・・結局正倉院展は今年も行けませんでした。今日は23596歩。疲れたので今日はこれにて・・・


大仏殿夕景


二月堂の裏参道
入江泰吉さんはここで良い写真を撮っていました。私もぜひその場所に行きたくてね。季節も写真の角度もちがいますが。夕闇迫る頃。
11/7 奈良の続きです。でもね、お寺を見に行ってもほとんど写真がありません。もちろん仏像などは撮影できませんからね。
体験館のあとは広々とした野原を歩いて南東にある東院庭園に向かいました。
 
ススキが風になびいていました。
東院庭園は発掘成果をもとに復原し、整備されています。
「復元」か「復原」かということですが、普通発掘調査の報告書では「復原」を用います。平城宮の資料館でも「復原」となっていました。

                                                                    ←ここで「曲水の宴」が開かれていたのでしょう。都びとの風雅な暮らし。
天平茶会の席をちらりと拝見。


ここから近道を通って、法華寺へ。光明皇后のゆかりのお寺です。国宝の仏像を公開。立派な庭園もありさすがに総国分尼寺です。見所は多くありましたが、拝観料がお高かったですね。1300円。
 
右は「からふろ」,浴室です。いわれは下をどうぞ。


庭園の池

 
尼さんが車を運転して、すーと門の外へ出かけられましたよ。

更に歩いて不退寺へ。このあたり地図が頼りです。ここは在原業平ゆかりの寺。業平自作と言われる聖観世音菩薩像、業平画像も特別開帳されていましたが奥まったところで暗くて業平のお顔は見えませんでした。
その頃午後3時すぎ。近鉄奈良駅に出てもうひとつ、と考えていたけれど、やっと来たバスは20分遅れ、乗ったバスが渋滞で動かなくて合わせて1時間はロスしてしまいました。これは痛かった。どこも5時までですものね。日は短いし。でも40分ある!阿修羅像に会いに行こう!と興福寺、国宝館に急ぎました。
お昼を食べる時間ももったいなくて歩き回ったのですが、阿修羅に会えて充実感に満たされて奈良を後にすることができました。
正倉院展(11日まで)にも行けなかったし、もう一度行きたいなあと思っていますがさて?

興福寺 南円堂の夕暮れ
11/5 昨日は予告通り奈良へ行きましたよ。空は快晴。
平城遷都1300年祭もあとわずか、行きたいと思いながらギリギリやっと思いを果たせました。
観客は多いかといえば多いですが、何しろ広いところですからね。みんな大極殿のほうに流れるなか私は、西の端へ、東の端へというコースです。
今回復原成った大極殿。遙か遠くに見えるのをズームアップ。そばには行かなかったのでカメラにしっかり記録してもらいました。

私にとってのメインは平城宮跡資料館。長年にわたって調査,研究を続けてきた成果を見ることでした。
とくにここでは出土した多くの木簡の語る歴史に触れることができます。都ですから第一級の史料ですね。
そこへ行く道中にであったにぎやかなパレードです。題して”あをによしパレード”。
華やかな衣を翻し若い踊り手のはじける笑顔。しばらく立ち止まって見入っていました。

  



その昔私は奈良に2年間いたことがあります。
木簡発見を伝える記事の展示を見ていたら知人の研究者のお名前を見つけました。中には惜しまれながらすでに亡くなられているかたもあります。それだけ時が流れたということでしょう。
特別展
「天平びとの声をきくー地下の正倉院・平城宮木簡のすべてー」




 
↑これは会場から道一つ隔てた所にある研究所。以前は『奈良国立文化財研究所』と言っていたのですが、いまは独立行政法人、国立文化財機構「奈良文化財研究所」というのですね。なんとなく威厳がなくなったような・・・
おまけにこの看板、最近独立行政法人になったときに前の字を消して上にくっつけたのか、大変読みにくくなっていました。何か、はがれたアトのようなものがくっついています。上の資料館の看板は新しいのできれいなのですが。まあ1300年祭を見に行って、他にこんな写真を撮る人もいないでしょうが。

こんどは東の端へ。遠いのと時間節約で北側を走る路線バスをつかって2駅離れた会場へ行きました。
遺構展示や「なりきり体験館」がおもしろそうだったので。大極殿は後ろを素通りです。
 
そこで私はお役人に”なりきって”木簡を書いてきましたよ〜♪
地方から都に送られる献上物につけた荷札です。私は近江の国から「生蘇三合」を届けましたよ。(笑)体験料500円なり。
左の写真は当時の官人の文机。出土資料から。実物は資料館に保存処理をして展示されています。
左上の円形のものは硯です。円面硯(えんめんけん)。硯は兵庫県の北部但馬の遺跡にも同じような形の硯がありましたよ。中央の権力,文化が地方に及んでいたことを表すひとつの例といえるでしょう。貴重品である紙の代わりの木ですが削りながら書き直しも他に転用もできます。お役人がいたずらがきをした絵もあったりしますがそれも貴重な資料ですね。

もうひとつは「但馬国養父郡老左郷赤米5斗 村長語部廣麻呂天平勝宝七歳五月」を真似して書いてみました。「養父郡老佐郷」は現在の兵庫県養父市八鹿町小佐周辺に比定されています。「村長」は「むらおさ」です。
この日の歩数は20481歩でした。家に戻るまで12時間を超えました。
つづく・・・
11/3 文化の日。秋晴れのさわやかな1日でした。庭を少しだけ片付けました。苗を定植したいけれど、植木の剪定が終わらないとできません。剪定作業もやりにくいだろうし後のお掃除で植えた苗が消えたら困ります。(^^;)
早いとこ来てもらわなくては!
サンジソウの実
きれいでしょ?花もかわいいけれど赤い実もいいね。小さいので写真は撮りにくいです。
鉢に影が映っていたのでパチリ。
これはマートルの実、熟してきました。ほら、幸せの木とよばれるもの。初夏に白い花を咲かせました。この実を播いても発芽がよく、近くこの実も遠くにもらわれて行く予定です。
こんな花でした。↓

 
これもクフェアです。なが〜いお顔。暑いときもずっと咲き続けた元気印。

明日、たねまきは一人で奈良に出かけます。平城宮のお祭りも終盤になってしまいました。最終日が近いけれど平日ならいくぶん空いているかなと。(^_-) もう明日しかない! 他に行きたい所も2,3チェックしています。大きいカメラをもって、さて、どれだけ歩けますやら??
11/1
今日から11月。早いものですね。
オキナワスズメウリでリースをつくってみました。葉をとってまるめただけ。(^^;)
赤い実はすくないです。これは門の外の分。大株になったものは庭の中にあって、そばの木2本にのぼって這い回っております。熟し方が悪いと書いたのですが、やっと赤い実がちらほら見えてきました。それより緑の実が大きくて粒ぞろいで見応え十分、これはまだ置いています。いつかスズメの集団がここからバッと飛び立ったことがあるのですが、スズメウリと言うくらいですからほんとにスズメが食べるのかしらん??
 
左は北山植物園で買ってきたアガスタケ。またきれいな穂を立ち上げています。
右はキク科の何の植物だったか忘れました。淡いブルーです。・・だるま菊でした。挿し木していたのです。(^^)
いずれも宿根草なので大事にします。

マクロで撮って見るとへぇ〜こんなお顔なのね、と新発見。おもしろい〜高性アゲラタム。(ほんとは小さい花が集合しています。)
どこからともなしに生えてくる丈夫な花。
久しぶりにハンギングバスケットをつくりました。種まきしたアリッサムが脇役として役立ってくれます。
プラグトレーに植え替えていたらうまく根が張っていて、すぽんととれて、そのままバスケットに植え込みました。ちょうど植え替え時でしたね。

昨日はあいにくの雨の中、市民花壇の仲間をご招待しての芋掘りをしましたの。カッパを着て。他の日がみんなの都合が悪くて決行でした。
夫はこの日のために頑張ってお芋を植えていたので、無事終わりほっとしておりました。豊作でしたよ。みんなに喜んでもらえました。(^^)/